…今年初めての宝塚大劇場へ
昨年2月のお披露目以来、再演モノ続きの雪組トップコンビ・水夏希&白羽ゆりにとっては、
初の座付き作家によるオリジナル2本立て「君を愛してる/ミロワール」を観てきました
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まずは、「君を愛してる」から…
“オシャレに、華やかに、今こそラブ・ロマンスを。
上流階級の青年(水)と、サーカスの花形スター(白羽)との
心温まるラブ・ストーリーを、パリを舞台に爽やかなタッチで描きます。” のコメントに、
前回の本公演「エリザベート」とはガラリと違う、明るく華々しい作品を期待していたら…
…幕が上がった途端(それも正月早々)、告別式のシーンとは
そしてプロローグもないまま本筋に入ってしまい、つかみは見事にNGでしたわ
さて、この作品が初のオリジナル・ミュージカルという、作・演出の木村信司ですが、
前作の花組公演「明智小五郎の事件簿−黒蜥蜴」同様、
レビュウ小屋の踊り子、サーカス団員、芸術家仲間と、やはり群衆芝居の連発に加え、
登場人物は必ず “出る→芝居する→歌う→引っ込む” のパターンばかりで、
まるで学芸会を見ているかのよう
しかも、歌詞がどれも説教がましくて、センスのかけらも感じられず、
「これは “ミュージカル” ではなく “歌謡ドラマ” か?」と
人物設定も、悶々と悩んでばかりの主人公(水)とその親友(凰稀かなめ)に、
やたら能天気でお気楽な
群衆芝居を捌くのに精一杯なのか、役への書き込みが足りず、内容も深みに欠け…
その上、花形スター(白羽)と、元恋人で大サーカス団のプロデューサー(彩吹真央)が
「少ないお金で沢山の感動を」 vs 「時代遅れで飽きられないよう豪華に大規模に」と、
サーカス団の将来について意見を戦わせる件が、宝塚歌劇団を連想してしまうありさま
…と、上演時間の1時間40分で、もぅ〜すっかりゲンナリしたものだから、
終盤に神父(未来優希)が朗々と
「愛とはひたすら与えるもの〜
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打って変わって「ミロワール」は、これぞタカラヅカのショーの王道を行く作品で
ゴールドの衣装がまばゆいプロローグは、出演者による客席降りもあり、
しかも今回、嬉しいことにワタシの席はセンターブロックの通路横で、
未来優希や天勢いづるの地声を聴けて、幕開きから良い耳の保養
プロローグの後は、彩吹真央&音月桂 etc. 若々しさが溢れる “ハートダンスの鏡” 、
ANJU(元花組男役トップ:安寿ミラ)の振付が冴え渡り、
ストーリー仕立てが印象に残る “メドゥーサの鏡” と続き…
若手男役の彩那音&凰稀かなめが白雪姫&シンデレラに扮して美を競い、
“Sing Sing Sing”や “Night and Day” のスタンダード・ジャズが心地良い中詰に、
瑞々しくて壮大な “AQUA” を経て、あっという間にフィナーレへ…
忘れちゃいけない
間にロケットを挟んで、待ってました
特に、AQUA5が5人揃ってのアカペラ “TIME TO LOVE” は、もぅ〜壮観で
タカラヅカの “華” トップコンビのデュエットダンスも映画「追憶」のテーマで美しく、
サビのメロディーが耳に残る主題歌 “MIROIRS(ミロワール)” のパレードで幕…と、
50分間が実に短くて、ショーだけなら



